こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。
あなたは、何か議論をするとき、感情的になったことはありませんか。実際、何か議論になったとき、感情的になっている人を何度も見たことがあります。感情的になる人は、自分の意見が通りやすくなるので、無意識のうちに感情的になっている人が多いです。
しかし、ここで注意して欲しいことは、感情的になることのメリットはほとんどないということです。確かに、自分の意見は通りやすくなりますが、それはあなたの意見が優れているのではなく、他の人が意見を譲っただけなのです。
そして、優秀な人ほど感情的な人とは仕事をしないようになります。結果として、あなたは優秀な人と仕事ができなくなり、結果を出すことができなくなります。これは、明らかにあなたにとってマイナスです。
ですので、今回は議論で感情的にならない方法について解説していきたいと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
この記事を読むと以下のことを知ることができます。
仕事は全て、信頼のもと成り立っています。それは、取引先との関係以外にも、社内でも関係性が大切になります。しかし、議論中に感情的になる人や反対意見の人を人格否定する人とは、信頼関係を築くことが難しいです。
もちろん、議論で複数の意見があることはいいことです。しかし、人を傷つけるような発言をすることは、いいことではありません。また、頻繁に人を傷つける発言をする会議では、だんだんと意見は減っていき、いい意見が生まれなくなっていくのです。
さらに、優秀な人は感情的な人がいると、いい会議ができないことを知っていますので、だんだんと感情的な人から離れていきます。そして、自分の意見を持たない人だけが残るため、自分の意見だけが通るようになります。結果として、自分はリーダーシップがある人間だと勘違いしてしまうのです。
感情的な人の周りには、自分の意見を持たない人が集まる上に、何か意見があっても傷つきたくないので、誰も感情的な人に意見を言わなくなります。そのため、何か小さな問題があっても、誰も報告しないので、最終的に大きな問題に発展してしまうのです。
そして、「感情的な人はなぜ報告しなかったのだ」「最近の若者は自主性がない」と言うのです。しかし、はっきり言いいますが、そのような人を育てたのは感情的な人です。本当のリーダーシップがある人とは、人の意見をきっちり聞き、いい人間関係を作れる人のことを言います。
議論をするときには、人格と内容を切り分けることを意識しましょう。そして、内容を伝えるときは、内容に対して意見をいい、人に対して意見を言わないようにしましょう。
例えば、「〇〇さんは、営業だから分からないと思うけど」「〇〇は、性格がお人好しすぎるからそう考えるけど、一般的には」などといった発言は、相手を傷つけるので、このような表現は使わないようにしましょう。
また、相手の意見に反対するときは、確かにそうだと思いますが、僕は〇〇という意見があります。なぜなら、〇〇だからです。といったように、相手の意見を聞いた上で、自分の意見を述べて、そう思う理由について説明しましょう。
人によっては、自分は〇〇だと思うとだけ言い、自分がそう思った理由を言わない人がいます。そして、理由を聞くと、そんなこと聞くなよ、常識だろと言う人がいます。ただ、あなたの常識は、相手の常識ではありません。ですので、しっかりと説明をしましょう。
相手の意見にも、相手なりの理論から導き出された意見です。ですので、相手の意見にも敬意を持ちましょう。世の中には、相手の意見を全くきかず、1人の独断偏見で物事を決める社長がいます。
そして、そのような社長は、ニュースの題材として面白いので、しばしば取り上げられます。ですが、そのような社長は数少ないですし、ほとんどの黒字企業の社長は人の意見をしっかり聞くタイプの人です。
また、独断偏見で物事を決める社長の横には、かなり優秀な副社長やビジネスパートナーがいます。そして、ビジネスのほとんどを彼らが動かしているのが実態です。
自分の意見が絶対に合っていると考えるため、他の人の意見を聞かないようになります。ですので、自分の意見は市場に出すまで、合っているのかどうか分からないと考えましょう。
また、感情的な人ほど自分の意見を通す魔法のセリフを持っています。「一般的に考えて」「いる、いらないだといるでしょ」などといったセリフは、自分の意見を通すセリフです。このような自分の意見を通すセリフが出たときは注意しておきましょう。
議論をするときは、人格と内容をしっかり分けて、人を傷つけないように自分の意見を伝えましょう。また、感情的になる人ほど、場を支配したいと考えている人なので、できるだけ関わらないようにしましょう。
そのような人と絡んでいると、自分の精神をすり減らすことになってしまいます。
以上、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。