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コンテンツマーケティングROIの考え方【実際の費用対効果とは】

こんにちは、大阪でホームページ制作会社をしているだいきです。

 

これからコンテンツマーケティングを行おうと考えている人やまだコンテンツマーケティングを始めたばっかりの人にとって、実際の費用対効果はどのようなものなのか気になるのではないでしょうか。

 

僕も、コンテンツマーケティングをやり始めたときは、費用対効果が悪いのではないかと不安で仕方がありませんでした。しかし、ある程度コンテンツマーケティングを行い、少しのノウハウをついた僕の立場から言わしていただくと、長期的に考えた場合コンテンツマーケティングの費用対効果はかなり良いと思います。

 

そこで、今回はコンテンツマーケティングの基本的な考え方や費用対効果が高いと思う理由について説明していこうと思います

 

この記事を読むと以下のことを学ぶことができます。

  1. コンテンツマーケティングとは
  2. コンテンツマーケティングの目的
  3. コンテンツマーケティングの費用対効果
  4. ROIとは何か

 

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値のある情報を発信することで、ユーザーを教育し、購買を行なってもらい、最終的にファンに待ってもらうことを目指すマーケティングのことを言います。

 

コンテンツマーケティングは今までのネットマーケティングとは異なり、すぐに売上に直結するマーケティングではなく、長期的に時間をかけて、売上に繋げようとするマーケティングだと言われています。

 

なぜコンテンツマーケティング必要になったのか

現在ネット上では、限られた広告スペースを多くの広告主が取り合っている状態です。そのため、ネットで広告を出すためには、かなりの金額が必要になってくるのです。昔までは100円で買うことができた広告スペースが、3倍以上の価格になって300円になっているケースも存在します。

 

しかし、そのような高騰した広告費を払える企業は、ごく一部のため、多くの企業は検索エンジンでコンテンツを上位表示させ、顧客に認知してもらい、顧客買ってもらう必要がでてきました。

 

これを流れを可能にするために生み出されたネットマーケティングが、コンテンツマーケティングなのです。

 

コンテンツマーケティングの効果

ブランド構築

顧客にとって価値があるコンテンツを継続的に提供し続けることで、運営者を「専門家」として認識され、信用されるようになります。

 

そして、コンテンツを何百も提供し続けていくと、結果的にブランド力が弱い企業でも、ブランドを構築することができるようになります。

 

このように、1度ブランドを構築すると、多くの人から専門性が高い企業だと認識され、指名買いが起き、長期的な利益を上げることができるようになります。

 

SEO・ドメインパワーの向上

顧客が求めているコンテンツを提供していくコンテンツマーケティングを行なっていくと、あるコンテンツが意図せずに上位表示されることがあります。

 

これを続けていくと、ドメインの力が少しずつ強くなり、他のコンテンツでも上位表示を取ることができるようになります。これがいわゆるドメインパワーと呼ばれるものです。

 

しかし、これは短期的に効果出にくいもので、長期的にコンテンツを提供し続ける必要があります。

 

顧客獲得

コンテンツマーケティングを行い続けると、ブランド力とドメインパワーが強くなり、最終的に顧客獲得に繋がります。

 

しかし、コンテンツマーケティングは数ヶ月から1年間までは顧客獲得ができないため、長期的に考えていく必要があります。

 

おそらく、最初の顧客を獲得できるまでには1年以上かかるかもしれませんが、正しい方向性でコンテンツマーケティングを行い続けいくと、毎月のように顧客を獲得することができるようになります。

 

コンテンツマーケティングの費用対効果

コンテンツマーケティングを行なっていく上で大切になるのが、数値化して見える化していくと言うことです。もし、数値化せずに、コンテンツマーケティングを行なっていくと、自社商品との相性が合わなかった時、購買へと繋がらないコンテンツしか提供できていないと言うことができます。

 

これは、きついことを言うかもしれませんが、時間とお金の無駄です。もちろん、戦略的にそのようなコンテンツを提供しているならば、いいのかもしれませんが、戦略的にやっていないのであれば、すぐにでもやり方を変えた方がいいのではないかと思います。

 

では、どのようにコンテンツマーケティングの費用対効果を測るのかについてご説明していこうと思います。

 

コンテンツマーケティングは、顧客がのぞむコンテンツを提供し続け、ファンを獲得していくことが大切になります。また、広告のように即効性があるマーケティング方法ではないため、効果が数値として見えにくいと言えます。そのような理由から、コンテンツマーケティングを行おうと考えていても、なかなか実施できない人が多いのではないでしょうか。

 

そこで、コンテンツマーケティングでよく使われているROIという指標について説明していこうと思います

 

ROIとは何か

ROIとは、(獲得した利益 ー コンテンツマーケティングにかかった費用)÷コンテンツマーケティングにかかった費用で求められる指標のことを言います。

 

例えば、コンテンツマーケティングにかかった費用が50万で、獲得した利益が100万だとすると、(100 – 50)÷50で1と言う数値が現れます。数値的には、最終的に出てくる値が大きければ大きいほど効果があるマーケティングを行なっていると言えます。

 

また、値がマイナスだと、投資した金額を回収することができていないため、マーケティングとしては失敗したと言うことができます。その場合は、すぐにでも現在行なっているマーケティングを変更する必要があります。

 

コンテンツマーケティングにおいてのROI

では、次は実際にコンテンツマーケティングの例に当てはめて考えていきましょう。まず、コンテンツマーケティングにおいて、ROIはこれまでに発生したコストと利益から値を算出していきます。

 

例えば、発生する費用が

・初期費用(サイト構築費用)で30万

・毎月発生する費用(人件費とサーバー費用)で30万

 

獲得する利益が

・コンテンツマーケティングを始めてから6ヶ月後からで、

・6ヶ月後の利益は40万、

・月に1.1倍利益額が上がる

とすると、どのようにROIが変わっていくのか見ていきましょう。

 

1ヶ月後は、(0 – 60)/60 = -1

6ヶ月後は、(40 – 240) / 240 = – 0.83

12ヶ月後は、(380 – 420) / 420 = – 0.096

18ヶ月後は、(980 – 600) / 600 =0.6348

24ヶ月後は、(2046 – 780) /780 = 1.6235

と言ったようにになっていきます

 

つまり、長期的にコンテンツマーケティングを行えば、だんだんとROIの値は高くなると言えます。そのため、根気よく長い間コンテンツマーケティングを行うことが、最大の肝となります。まずは、少しずつでもいいので、諦めずコンテンツマーケティングを行なっていきましょう。

 

まとめ

コンテンツマーケティングには、ブランド力を強くする効果、ドメインパワーを強くする効果、売上をあげる効果などがあります。しかし、コンテンツマーケティングは、即効性があるマーケティングではなく、長期的に取り組んでいく必要があります。

 

また、長期的に取り組むことで、ROIはだんだんよくなり、最終的には投資額の何十倍もの利益を生み出すことも可能になります。そのような未来を描くために、お客様にとって役に立ちそうなコンテンツを作っていきましょう。

 

最初はかなり辛いかもしれませんが、必ず大きな果実になると思います。

 

以上、だいきでした。

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