こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。
大学生で起業したいと考えている人は結構いるのではないでしょうか。実際、大学生の時僕の友達も複数人起業したいと言っていました。
しかし、いざ起業しようと思うと何をすればいいのか分からないという人が多いのではないでしょうか。そこで、今回は起業する間にしておいた方がいいことについてご紹介していきたいと思います。あくまで、僕の実体験なので、参考程度に記事を読んでいただけたら嬉しいです。
起業すると、売上や経費など様々なお金が発生します。そのとき、どのような経費はどのような簿記上の科目になるのか、いつ計上した方がいいのかについてある程度知っておいた方がいいと思います。
簿記3級ほどの知識があれば、知識としては十分です。また、分からないときグーグルで調べることができるので、細かいことは覚える必要はありません。もし、製造関係で起業して、原価を計算する場合は、簿記2級の知識は必須となります。
簿記以外にも会計の知識をつけた方がいいと思います。例えば、損益分岐点や現金の回収率など実戦で使えるレベルの知識をつけておくと便利だと思います。注意点としては、はりきって分厚い会計の本を買わず、会計に関するビジネス本を数冊読む程度で大丈夫です。
正直、分厚い会計の本を読んで知識をつけても、ほとんど役に立ちません。というのも、財務会計、管理会計など軽く勉強しましたが、現状ほとんどその知識を使っていないからです。もちろん、大企業になるとそのような知識は必要になるかもしれませんが、起業初期にそのような知識は必要ありません。
メンバーを集めていきましょう。よく大学生でやってしまう失敗として、同じようなスキルを持った人間を集めてしまうことです。例えば、営業が得意そうな人ばかり集めてしまったり、技術系の人ばかり集めてしまったりするのです。
それでは、組織としてなかなか大きくすることができませんし、途中で組織として破綻してしまうことがあります。実際、1回目の起業は、技術系の人ばかりを集めた組織を作りましたが、商品を作っても売ることができませんでした。
一方、営業ばかり集めてしまうと、商品を作ることができないため、自社商品を売るような仕組みを作れず、一生営業し続けなければいけない組織になってしまいます。
そうならないためにも、異なるスキルを持った人と組織を組みましょう。
経営を行う上での、最終的な目標を軽く決めましょう。僕の会社ならば、「努力している人が報われる社会を作ること」と「情報のインフラを構築する」という2つの最終的な目標を実現するために活動を行っっています。
最終目標を決める理由としては、会社の方向性がブレブレにならずにすむからです。会社を行っていると、儲かることや儲かりそうなことをやりたくなり、事業を無理やり多角化してしまう人が多いです。そうなると、会社が赤字になり倒産するリスクが高くなってしまいます。そうならないためにも、まずは最終目標にあった事業を行い、会社の方向性を決めていきましょう。
次は、事業を決めていきましょう。事業と聞くと身構えるかもしれませんが、販売したいものを決めるという感覚でいいと思います。例えば、ホームページを売りたいや動画編集技術サービスを売りたいなどと具体的に決めていきましょう。
売るものを決めたら、売りたいものの相場を検索して調べていきましょう。そして、相場から大体の価格を決定していきましょう。最初は、実績を積むという意味で、できるだけ相場よりも安く商品を提供していきましょう。
ある程度実績を積むことができたら、相場まで価格をあげていき、少しずつ商品の差別化を行い価格をあげていきましょう。
売る商品・サービスと価格を決めたら、ホームページを作ってきましょう。現在では、ホームページがあるだけではメリットにはなりませんが、ホームページがないのはかなりのデメリットになりますので、必ずホームページは作りましょう。
ちなみに、ホームページは業者に頼んだ方が、いいホームページができますが、20万や30万など結構な金額がかかってしまいます。ですので、最初は自作でホームページを作った方がいいのではないかと思います。
実際、起業前に様々なことを決めても、起業して見ると変更する箇所は多々あります。僕たちも、行う事業は何回も変わっていますし、変わることが大切だと思います。
ただし、変わってはいけないところは必ずあるので、全てが変わるということは避けましょう。
以上、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。