こんにちは、だいきです。
GTDは、2002年に提唱されたタスク管理の手法です。従来のタスク管理よりも、仕事の効率をあげることができる手法として有名になりました。しかし、このGTDはデジタルでタスクを管理する方法がでる前に提唱された方法です。そこで今回は、現在のタスク管理に合うようなGTDを紹介したいと思います。
GDTとは、「Getting Things Done」の頭文字をとったもので、直訳すると「仕事を成し遂げること」という意味になります。このGTDとは、「知識労働者の仕事術」と呼ばれており、「次に何をやるか」というスケジュールの管理、作業する上でのモチベーションを低下しない仕組みのことを言います。
また、個人の生産性を向上させるための、5つのステップによって構成されています。基本は、仕事のリストを何かに記憶しておくことで、頭なの中から仕事を追い出し、頭なの中をスッキリさせ、仕事に集中させることです。
以上を仕組み化したものがGTDとなります。
GTDは、「収集」「処理」「整理」「評価」「実行」の5つのステップから構築されています。この5つのステップを回すことで、仕事を効率的にこなしていくことができます。まずは、それぞれのストップについて理解していきましょう。
頭の中にある「やらなければならないこと」を紙に書き出していきます。
紙に書き出すことで、頭の中で覚えていなければならなかったことを、頭の中から外に出すことで、無意識に使っていた脳をクリアの状態にすることができます。脳をクリアな状態に保つことで、作業効率が向上すると言われています。
ここで重要しなければならないことは、全ての「やらなければならないこと」を紙に書き出すことです。
1つのステップで書き出した仕事のうち、行動するべきものを次の5つカテゴリー分けしていきましょう。
1つ目は、2分以内にタスクを行うことができるならば、「すぐにやる」リストへ
2つ目は、複雑なものは、計画を立てるもののとして「プロジェクト」リストへ
3つ目は、複雑なもので、自分でしなくていいものは「連絡待ち」リストへ
4つ目は、複雑ではないが、今すぐしなくてもいいものは「カレンダー」リストへ
5つ目は、複雑ではないが、今すぐした方がいいものは、今やっている仕事の次に行う「次のアクション」リストへ
2つのステップでカテゴリー分けしたものを、自分が使っているGTDのツールに落とし込んでいきましょう。
「整理」は「処理」と同時に行なっていただいても大丈夫です。
定期的に、収集から整理のステップを回し、リストを更新するときに「評価」していきましょう。
リストは一度作り終わったら終了と言うものではありません。
仕事は常に変化していくため、リストを評価して、常にリストを更新していきましょう。少なくても週に1度は更新していきましょう。
あとは実際にタスクを処理していきましょう。
収集から実行を繰り返していきましょう。
タスク管理のツールは1つに絞って行うべきです。と言うのも、複数のタスク管理ツールにタスクが分散されていると、どのツールにどのタスクがあるのかを覚えておく必要があるからです。
つまりGTDは、頭をクリアにする必要があるのにも関わらず、複数の管理ツールを使うことで、GTDの良さをかき消してしまうのです。
できるだけ、管理ツールに依存をすることが、GTDを効果的に行う方法なのです。
GTDを行うためには、タスクを5つのカテゴリーに分けいき、タスク管理ツールを使い、タスクをこなしていきましょう。その際に、もし現在タスクを複数の管理ツールで管理している場合、1つのタスク管理ツールに統合していきましょう。
そうすることで、今まで以上にタスクを効率的に行うことができることでしょう。
以上、だいきでした。