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利益を2倍に上げる方法【分解して考えると難しくない】

こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。

 

フリーランスの方や経営者の方にとって、売上を伸ばし、継続的に利益を獲得していくことは大切になります。また、経営を維持するためにも、売上を微増はしていく必要があります。

 

しかし、正直な話売上を伸ばし、利益を確保することは難しいです。僕も常に売り上げを上げるために、様々なマーケティングを行ったり、営業を行ったり、商品を改善したりしています。そこで今回は、売上を伸ばすためには、どのようにすればいいのかについて、解説していこうと思います。

 

以下の記事を読むと以下のことを知ることができます。

  1. 売上を上げるために何をすればいいのか
  2. 売上とはどのような要素から構成されているのか
  3. 利益を2倍にするのは難しくないこと

 

売上を構成している要素

突然ですが、売上はどのような要素で構成されているか知っていますか。

 

売上 = 顧客数 * 顧客平均単価 *購入頻度

 

から成り立っています。つまり、売上を増やすには顧客数、購入頻度、顧客平均単価を上げることが必要になることが言えます。また、顧客数は以下の要素から構成されています。

 

顧客数 = リピーター + 新規顧客 - 流出顧客

 

から成り立っており、二つの式を合わせると、

 

売上 = (リピーター + 新規顧客 - 流出顧客) * 顧客平均単価 * 購入頻度

 

から売り上げを導き出すことができます。

 

顧客数を増やす

売上を上げるためには、顧客数を増やしてく必要がありますが、よくある間違いとして、新規顧客を増やせばいいと考えている人がいます。もちろん、経営において新規顧客を増やし続けることはいいことですが、流出顧客を減らすことも同じくらい大切なことになります。

 

例えば、毎月に10人新規顧客が増え、8人の顧客が流出していくとします。すると一年で、120人の新規顧客が増えたにも関わらず、96人の顧客が流出したため、顧客数は24人となってしまします。

 

一方、毎月の新規顧客は5人増えるが、顧客流出は1人しかいない場合、年間で60人しか新規顧客が増えなくても、顧客流出が12人しかいないため、結果として顧客数は48人となります。

 

つまり、新規顧客数を増やしても、顧客流出が多いと、顧客数がそこまで増えないため、顧客流出を防ぐために施策を考えた方がいいと言えます。もし、顧客流出が多い場合は、顧客がリピーターになってくれるような施策を行う方が、新規顧客を囲い込むよりもいい施策になります。

 

顧客平均単価をあげる

顧客平均単価を上げる方法としては、プレミアム商品を作る方法やメイン商品以外のオプションを作るという方法があります。他にも、価格を複数用意して、お客さんに選んでもらうという方法もありますが、顧客平均単価を上げるよりも顧客数を増やす方が賢明だと思います。

 

その理由としては、経営において大切になるのは、顧客の数です。また、顧客数を増やすよりも、顧客の平均単価を上げるにはかなりの労力が必要になってしまいます。ここにかける労力があるならば、顧客を増やすために力を割いた方がいいと思います。

 

購入頻度を上げる

購入頻度を上げる方法としては、顧客にファンになってもらい、リピートしてくれる回数を増やすことが大切になります。顧客がファンになる分けないだろと考える方もいるかもしれませんが、ファンになってくれるような仕掛けを作ることで、ファンになってくれます。

 

例えば、顧客が求めている情報をブログや動画、SNSで発信したり、リピーターの顧客に手紙を出したりして、顧客との接点を増やしていくことでファンになってもらいやすくなります。

 

時間はかかりますが、ファンになってもらうと、経営は一気に楽になり、気持ち的にもかなり楽になりますので、ぜひファンが増えるような施策を考えて、購入頻度を上げて行きましょう。

 

利益を2倍にする方法

利益を2倍にすると聞くと、そんこと無理だろうと考える人は多いかもしれませんが、2倍にすることは少しの努力でなんとかなる部分があります。そこで、ここでは利益を2倍にするための思考方法について書いていきたいと思います。

 

まず、売上は以下の式で導き出されることを上で解説しました。それぞれの項目を20%改善し売上を求め、経費を引くと、2倍の利益になるのです。

 

売上 = (リピーター + 新規顧客 - 流出顧客) * 顧客平均単価 * 購入頻度

 

例えば、リピーター100人、新規顧客100人、顧客流出50人、顧客平均単価1000円、購入頻度5回、経費が300,000とすると、売上は(100 + 100 – 50)* 1000 * 5 で750,000円になり、利益は450,000円となります。

 

では次に、それぞれを20%改善していきましょう。すると、(100 + 100 * 1.2 – 50 * 0.8) * (1000 * 1.2 )* (5 * 1.2)で売上は、1,296,000円となり、利益は996,000となります。

 

もちろん、経費によって、改善率は変わりますが、2倍の利益を出すには、それぞれの項目を数年間かけて改善すればいいのです。また、数年後にはリピーターも増えているため、改善率は低くても達成することができます。

 

つまり、利益を2倍にしたければ、各項目を少しずつ改善すればいいのです。これを行うだけで、利益の額を上げることができるようになります。

 

まとめ

売上を上げるためには、売上を構成している要素を理解することが大切になります。また、利益を上げるには、各項目を改善することが大切ですが、そこまで大変なことではありませんので、ぜひ各項目を改善していきましょう。

 

以上、こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。

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