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ホームページはフルスクラッチで作るべきなのか【CMS推奨】

こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。

 

ホームページを作ろうとしている人にとって、ITに詳しくないと、どのようにホームページを作ればいいのか、どこの会社に頼めばいいのかについて悩んだことはないでしょうか。実際、僕たちのお客さんもどのようにすればいいのか多くの相談を受けます。

 

結論になりますが、僕の個人的にな意見としては、特にホームページに様々な機能をつけようと考えていないならば、CMSを使うことを推奨しています。CMSとは、コンテンツマネジメントシステムと呼ばれており、一言で言えば簡単にホームページを作ることができるシステムのことです。

 

そこで今回は、なぜCMSを推奨しているのか、そもそもフルスクラッチとは何かについて解説していきたいと思います。ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。

 

この記事を読むと以下のことを知ることができます。

  1. フルスクラッチとは何か
  2. CMSとは何か
  3. フルスクラッチとCMSのメリット・デメリット

 

フルスクラッチとは

フルスクラッチとは

フルスクラッチとは、1からシステムを構築する開発のことを言います。これは、多くの人がプログラミングと聞くと、「真っ暗な画面に、カチャカチャとよく分からない英語を書き込んでいる姿」をイメージするでしょう。

 

そのイメージ通りのことをして、システムを開発すのが、フルスクラッチと呼ばれているものです。ホームページについて詳しくない人は、全てコードを書いてホームページを作っていると思うかもしれませんが、ホームページを作るときはホームページを作るシステムを使っているので、コードを書いていないことが多いです。

 

フルスクラッチのメリット

フルスクラッチのメリットとしては、自社の業務やシステムに連携させることができたり、あなたが好むデザインにすることができたりします。

 

一方、ホームページを作るためのシステムを導入すると、独自のシステムを導入したり、デザインを気ままに変更することは簡単ではありません。もちろん、システムによっては、デザインを変更することができるものもあります。

 

フルスクラッチのデメリット

フルスクラッチのデメリットとしては、初期費用がかなり高いということです。また、導入までに時間がかかってしまうこともデメリットです。

 

というのも、1から全てのシステムを開発するとなると、かなりの時間がかかってしまいますし、システムを連携させるならば、しっかりとした設計書を作ることが必要になります。

 

というのも、修正するにもかなり時間がかかるため、できるだけ修正をしないように設計書を書く必要があるのです。設計書を書かなかったために、0からシステムを作り直したという事件もよく聞きますし、知り合いのベンチャー企業も設計書が不十分で、0から作り直し、約2ヶ月間を無駄にしたそうです。

 

そうなると、あなたも開発側もモチベーションは下がり、信頼関係が崩れてしまう可能性があります。また、ホームページを作るための金額も跳ね上がってしまいます。ですので、フルスクラッチでホームページを作りたいと考えているならば、設計書をしっかり書いてくれる企業に作ってもらうことをオススメします。

 

特に機能を考えないならばCMS

CMSとは

CMSとは、コンテンツマネジメントシステムと呼ばれる、様々なページやブログ記事などを管理してくれるシステムのことを言います。世界でもっとも使われれいるCMSには、WordPressと呼ばれるものがあります。

 

WordPressで作られているサイトは、世の中の約3割だと言われており、CMSに限ると約6割だと言われています。そのため、日本人なら知っているであろう大企業でも、WordPressが使われています。

 

例えば、クックパッド、松屋、ブックオフなどのホームページは、WordPressで作られています。人によっては、よく分からない人が作ったシステムを使いたくない、もし悪意があるコードがあったらどうするんだという人もいます。

 

しかし、WordPressはオープンソースで、コードが公開されているため、WordPressのコードにバグはないのか、脆弱性はないのか、悪意のあるコードはないのか数多くのプログラマーが見張っている状態なのです。

 

その中で、悪意のあるコードを書くことはかなり難しいですし、もしあったとしても、すぐに見つかって、かなり大きな問題になります。むしろ、悪意のあるコードを書いても、一切の得がありません。

 

CMSのメリット

CMSを使ってホームページを作るメリットは、初期費用を抑えることができるということです。また、導入までの期間が短いのもメリットです。

 

例えば、10ページ程度のホームページならば、30万からホームページを作成することができます。もちろん、フリーランスの人に頼めば、10万でもホームページを作ることができます。

 

ただ、個人的には、フリーランスに頼むよりも企業に頼む方がいいと思います。というのも、一般的にフリーランスの人よりも、企業の方がホームページに対するノウハウがあったり、セキュリティーに詳しいエンジニアがいます。

 

一方、フリーランスの人は、新規開拓をして、ヒアリングをして、ホームページを作って、アフタフォローを1人で行う必要があります。そうなると、セキュリティーを勉強する時間は限りなく0になりますし、問題が起きても予定的にすぐに対応してくれない可能性があります。

 

ホームページは企業の顔です。企業の顔ならば、良いものを作りましょう。もちろん、全てのホームページ制作会社がいいとは言えませんし、フリーランスでも良い人もいます。しかし、経験的にはフリーランスよりも企業の方がコストパフォーマンスが高いホームページを作っている印象を受けます。

 

CMSのデメリット

デメリットは、機能をカスタマイズすることができないということです。つまり、本当に欲しい機能をつけることはできない可能性があるということです。

 

しかし、大抵のホームページは、十分CMSで対応することができます。例えば、SNS連携システム、サイト内検索システム、関連記事表示システムなど、よく使われるものはCMSでも十分すぎるほど対応することができます。

 

そのため、フルスクラッチができる企業でもCMSを使って、ホームページや自社メディアを運営してる企業も存在します。実際、僕が働いてる企業でも、CMSを使ってホームページを作っていますし、メディアも運営しています。

 

正直、0から作るよりも楽ですし、運営コストも低くすることができます。また、ホームページを簡単に変更することができるため、購入に繋がる導線をテストしながら見つけることができます。

 

まとめ

あなたが、もしホームページを作りたいと考えているならば、CMSを使ってホームページを作りましょう。企業によっては、フルスクラッチを勧めてくる企業も存在しますが、よっぽどの機能を求めないかぎりは、CMSで作ることができます。

 

本音としては、CMSでホームページを作ってくれた方が、何百もの売上に繋がるので、フルスクラッチでお願いして欲しいですが、正直そこまでお金や時間をかける必要はないのではないかと思います。ぜひ、ホームページ制作会社に騙されないようにしましょう。

 

以上、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。

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