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現役エンジニアが語るIT系こそストック型ビジネスをしよう

こんにちは、だいきです。

 

今回は、IT企業ほどストック型ビジネスをした方が良い理由について説明して行こうと思います。

 

ストック型ビジネスが分からない方は、

以下の記事をお読みください。

[blogcard url=”https://businesswiki.biz/archives/197″]

 

フロー型ビジネスから始まる

僕たちの会社もそうでしたが、多くのIT系で起業した会社は、受託開発(ウェブ制作やシステム開発)を行なって、お金を稼いでいきます。

 

営業力がある会社なら、初月から100万以上稼げる会社も存在します。しかし、その額を一度稼いでしまうと、多くの会社はこのままフロー型ビジネスを行なっていきます。

 

もちろん、フロー型ビジネスが悪いことではありませんが、非常にもったいないと僕は考えています。というのも、毎月の休まずに売上を求めていく必要があるからです。これを続けていると、少しずつ精神が削られていき、鬱になってしまう可能性がありますので、ご注意ください。

 

ストック型ビジネスになると、売上が安定するため、売上だけでなく、顧客満足度を求めることができるようになります。顧客満足度を求めると、不思議と売上も今まで以上に上がるようになり、クレームの数も減ってくる上に、時間的な余裕が出てきます。

 

ストック型ビジネスを始める

計画的にフロー型ビジネスを行なっていると、少しずつお金がたまり、数ヶ月や半年後までの経費を払うことができるようになります。また、書いたコードも何百万行を超え、技術力もついてきたのではないのでしょうか。

 

また、複数のシステムやウェブ制作を行なったおかげで、人件費以外の経費を月額の保守管理費で賄うことができるようになったのではないのでしょうか。

 

この時期になると、今まで作ってきたシステムや社内で運用してきたシステムをクラウドサービスに改良して売り出すことができます。必ずしも、クラウドサービスが売れるとは限りませんが、複数回挑戦していくと、1つは市場で受け入られるものができます。

 

また、もともと出来上がっているシステムを少し改良することで、市場に出すことができるため、そこまでの費用は必要になりません。この点が、IT系企業の本当に強い部分だと思います。なぜなら、他の業界ではなかなか真似することができない部分であるからです。

 

僕も、社内で活用していた社内アプリを、クラウドサービスに作り変え販売するまでに、1ヶ月もかかりませんでした。

 

ストック型ビジネスが収益の大部分を占める

ストック型ビジネスがビジネスとして確立するには、少なくても3年はかかると言われています。

もちろん、広告費などをかけることで、確立するまでの年数を短くすることは可能です。

 

最初は、収益の大部分はフロー型ビジネスが占めています。しかし、ある時を境にストック型ビジネスが一気に収益の大部分を占めるようになってきます。

 

この段階になると、経営は安定し、なかなか倒産しないようになります。

 

まとめ

僕は、IT企業こそストック型ビジネスを行うべきだと考えています。

 

ただ、ストック型ビジネスは収益を出すのに時間がかかるため、最初はフロー型ビジネスを行い、資金力と技術力を高めていきましょう。

 

以上、だいきでした。

 

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