スキル不足は回数や時間で補うしかない【スキル不足は悪くない】

2019年1月31日仕事効率

こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。

これからフリーランスになる方や起業しようと考えている人にとって、スキル不足だからこの仕事は断ろうと思う人が多いのではないでしょうか。実際、この仕事スキル不足で、どのようにして手を付ければいいのか分からず、完成のイメージも思い浮かばない場合は、仕事を断ることはあります。

しかし、多くの企業やフリーランスの方は、完成図ややり方が８割分かる状態なら、仕事を受けることが多いです。僕もこれまでプログラミング系の仕事をかなりこなしてきましたが、8割できると思えば仕事を受けていますし、クライアントに喜んでもらえる仕事の成果を十分出すことができます。

そこで今回は、スキル不足でも仕事を受けた方がいい理由と、スキル不足の補い方について解説していこうと思います。

この記事を読むと以下のことを知ることができます。

スキル不足を補う方法

スキル不足の場合、ベテランよりも何倍もの回数をこなしていく必要があります。例えば、デザインの仕事がきた時は、ベテランなら３案作ってみるのを、スキル不足を補う目に、3倍の9案作ってみましょう。

3倍回数をこなしても納得がいくデザインを作ることができなければ、5倍、10倍の回数をこなせば、必ず「これはいい」と思えるデザインを作ることができます。ですので、スキル不足を補うためには、ベテランの何倍も回数をこなせばいいのです。

回数以外にも、スキル不足を補う方法として、ベテランよりも何倍も時間をかけるという方法があります。例えば、ベテランならば1時間でできる内容を、5倍の5時間かけてその仕事を行なったりしましょう。

実際、僕が初めてプログラミングでサイトを作った時は、1ページ4時間で作れるものを、15時間かけて作り、完成度はプロの人が作ったレベルまで上げることができました。このように、時間をかけて仕事の完成度を上げるという方法もあります。

スキル不足を補うためには、ベテランよりも何倍もの時間や回数をかけて、仕事をこなしていく必要があり、割に合わないとおもうかもしれません。しかし、似たような仕事を何回も行なっていくと、だんだんあなた自身のスキルは向上して、時間や回数をかけなくてもいい仕事を行えるようになっていきます。

ですので、最初は割に合わないと思いますが、何回も何回も仕事をして、スキルを高めていきましょう。そうすれば、いずれあなたもベテランになっています。

8割できれば仕事を受けていいと聞いても、おそらく仕事をこなすことができなかったらどうしようと考えるのではないでしょうか。また、もう少しスキルをつんでから、仕事を受けようと考えるかもしれません。

もちろん、その考え方に否定するつもりはありません。ですが、感覚で8割できそうと思った仕事はかなりの高確率でできます。と言うのも、完成図が思い浮かべば、仕事の9割は完成しており、あとは手や体を動かしてやるかやらないかと言われています。

つまり、スキル不足でもある程度できると思えば、仕事の約8割は完成している状態なのです。ですので、8割できると思えば、大概の仕事はどんどん受けることをオススメしますし、100%できるという仕事はそもそも少ないです。

多くの人の場合、クライアントに短期的に喜んで貰うこと考えていますが、現在ではクライアントには長期的に喜んで貰えればいいと言われています。

もちろん、短期手にも長期的にもクライアントに喜んで貰えればいいのですが、スキル不足の人が短期的にクライアントに喜んで貰えることは少ないです。では、クライアントはなぜあなたに仕事を依頼するのでしょう。

それは、あなたに仕事をしてもらいたいと考えているからです。つまり、仕事の完成度よりもあなたにやって貰いたいと考えているからです。不思議に聞こえる話かもしれませんが、世の中にはあなたに仕事をして貰いたいと考えている人がいます。

そして、最初に仕事をくれる人はそのような人で、あなたのファンです。ですので、短期的には満足してもらえなくても、あなたから離れることはありません。ですので、時間をかけてスキルを上げていき、長期的に満足してもらえるようになればいいのです。

8割できると思えば、仕事を取るべき理由の1つとして、あなたのスキルを成長させることができるからです。仕事をし始めると、仕事以外の時間で、スキルを伸ばすための時間を取れないことが多いです。実際、仕事を始めた当初は、勉強する時間はほとんどありません。

そのため、もう少しこのスキルがついたら、この仕事を受けようと考えても、スキルが身に着く頃には、かなりの時間がたっているでしょう。また、スキルを身につけるためのプレッシャーがないため、ちゅと半端なスキルしか身につかないことが多いように感じます。

実際、仕事を受けて、スキルが足りなかったら必死に勉強しますし、スキルが身に着くまでの時間はかなり短いです。ですので、スキル不足の人ほど、早く成長するためにも、8割できると思った仕事をどんどん受けましょう。

8割この仕事はできるな、完成図が見えるなと思ったものを、どんどん受注しましょう。そして、クライアントには長期的になるかもしませんが、満足してもらえるように何倍もの時間や回数をかけてスキルを磨いていきましょう。

以上、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。