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ビジネスでは満点を目指す必要はありません【部分点を稼ごう】

こんにちは、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)です。

 

これからフリーランスや起業して、自分の力でお金を稼いで、生活していこうと考えている人にとって、お客様に提供するものだから、お客様が満足するような、100点の商品を売っていきたいと考えている人は多いのでしょうか。

 

確かに、お金をもらう以上、もらったお金以上の価値を提供していく必要がありますし、そうでないと、お客様はだんだんと離れていき、最終的に誰も商品を買ってくれなくなります。しかし、最初から満点の商品を提供することは限りなく難しいですし、初めての人にとっては不可能に近いと思います。

 

その理由として、提供する商品を100点に仕上げるだけのスキルや資金的余裕、労力が足りないからです。もちろん、スキル、資金、労力があったとして、100点の商品を作ることはかなり難しいですし、何を持って100点なのかという問題もあります。しかし、最初の頃はおそらく80点の商品を作ることは難しいです。

 

そこで今回は、満点を目指すのではなく、部分点を稼ぐことの重要性について解説していきたいと思います。この記事は、実際に多くの経営者とあって来て、教えていただいた内容です。また、この考え以外にも複数の考え方がありますので、あくまで参考程度に読んでいただければ嬉しいです。

 

この記事を読むと以下のことを知ることができます。

  1. 部分点を稼ぐことの重要性
  2. 売上をあげる3つの要素
  3. 改善をし続けることが成功する簡単な方法

 

売上をあげるには

そもそも売上とはどのような要素から構成されるの

売上はどのように上げることができるでしょうか。売上は、大きく分けて3つの要素、集客力、営業力、商品力で成り立っています。この3つの要素を高めていくことで、売上を上げていくことができます。しかし、どれかの要素が1つでもかけてしまうと、他の2つの要素が高くても、売上を上げることができません。

 

例えば、商品力、集客力が高くても、セールスを行う営業力が悪ければ、売上を上げることができません。繰り返し言いますが、この3つの要素を高めていくことが、売上を上げていくために必要なのです。

 

集客力

集客力とは、人を集める力のことを言います。例えば、今から1ヶ月後に10人集めてくださいと言われた時に、10人集めることができますか。簡単と思うかもしれませんが、1度体験したらわかるかもしれませんが、案外難しいです。では、1ヶ月後に100人集めろと言われたら集めることができますか。

 

有名人なら集めることができますが、一般人からすればなかなか集めること難しいです。しかし、集客力がある人ならば、100人程度なら簡単に集めることができます。また、ネットで毎日100人以上、サイトや自分のメディアに見に来てくれる人も同じく集客力はかなり高いです。

 

一方、すでに集客能力が高い人や組織に入ることで、集客能力を上げるという方法もあります。例えば、商工会議所に入って、3ヶ月に1回開かれる異業種交流会に参加することで、30人程度の人と会うことができます。このような組織に複数所属することで、あなたの集客力(間接的な集客力)はどんどん高くなっていきます。しかし、そのような組織では怪しい人や変な人もいるので、しっかりその点は注意しておきましょう。

 

営業力

営業力とは、人に物を買ってもらう能力だと考えてください。いくら人を集めることができても、売る能力がないと商品を買ってもらうことができないため、売上を上げることができないのです。

 

人によっては営業と聞くとマイナスのイメージを持つ人は多いかもしれませんが、本来はお客さんの悩みを聞いて、それを的確に解決する商品を売るための行動です。そのため、お客様からしたら、商品を提供してくれた人にも、売ってくれた人の感謝をします。

 

しかし、現在では営業には売上のノルマがあり、欲しくないものを無理やり売ったり、商品を売るために嘘の情報を提供したりして、売上を上げないといけません。それでは、営業にマイナスのイメージを持たれるのは仕方がありません。

 

最近では営業力は、実際にあって買ってもらうだけではなく、ネットで商品の情報や商品を使うことで得られるメリット、商品の使い方などの情報を提供して、買ってもらうというケースもあります。

 

商品力

商品力とは、商品の価値を表しています。商品力には、価格、販売方法、製品の品質、アフターフォローなど複数の項目から成り立っています。また、商品力は販売するターゲットにより、価値の感じ方が異なるため、商品力が高くても、他の人は商品として価値がないと感じる人もいます。

 

例えば、高いブランド品に興味ある人は、ブランド品に価値を見出すことができますが、ブランド品に興味ない人は、ブランド品に価値を見出せないため、その商品を買いません。

 

また、いくら商品力が高くても、集客力、営業力がないと商品は売れません。というのも、今では多くの商品が溢れかえっており、しっかり宣伝しないとお客さんは自分の商品を見つけ出すことができないからです。ですので、商品力が高くても、集客力、営業力がないと商品を販売することはできないのです。

 

最初から満点を出せない

部分点を稼ごう

以上で説明したように、売上を上げるためには、商品力だけを高めても意味がなく、3つの要素を共に上げていく必要があるのです。しかし、最初から全てで100点を叩き出すことはできません。

 

ですので、最初は部分点を稼ぐことに作業をしていきましょう。例えば、最初は集客力、営業力、商品力が0でも、全てが30点になるように考えて、作業をしていきましょう。このとき、1つの要素を特化させずに、満遍なく上げていくことがオススメです。

 

細分化して部分点をあげよう

部分点を稼ぐコツとしては、顧客にヒアリングして、挑戦し続けることです。商品を買ってくれら顧客に、なぜその商品を買ったのか、何が決め手だったのか、どんどんヒアリングしましょう。

 

そして、そのヒアリングをもとに、少しずつ今までのやり方を変化させて、挑戦していきましょう。つまり、ヒアリングをもとに部分的に挑戦して、それぞれの要素を改善していくというやり方です。愚直かもしれませんが、一番成果が出るやり方ですので、実践してくことをオススメします。

 

3年かけて80点に仕上げていこう

最初は10点や20点の要素でも、お客さんに聞いて、それぞれの要素を改善してし続ければ、3年で80点ほどにすることができます。全ての点数が80点ほどになると、商品がかなり売れるようになって来ます。

 

ところが、商品が売れるようになってくると、多くの人は改善することをやめてしまい、最終的には売上がどんどん減っていきます。というのも、市場は常に変化し続けているため、常に改善し続ける必要があり、変化しないと時代に置いていかれてしまうからです。そうならないためにも、80点になって、商品が売れて来ても、常に改善していきましょう。

 

まとめ

最初から全てが100点の商品を提供することはできません。まずは、お客さんに意見をもらいながら30点を目指し、次は最終的には80点を目指していきましょう。改善を継続して行うことができる人が結局は成功する人です。ですので、どんどん挑戦と改善を継続して行なっていきましょう。

 

以上、プログラマーのだいき(@dotpro_pm)でした。

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